年齢差なんて関係ない!!

あれから何度体を重ねただろう、、、

こんなにも体の相性が合う相手は初めてだった。

年始はチーが会社を変え舞い戻って来る、2週間というのはなんとも長い期間だ。

その間もちろん職場にチーはいない私が楽しく働ける環境ではなくなってしまった。

それを分かっていたかのようにチーは仕事終わりの私に会いに来てくれた。

寂しくて会いに行ってもいいかと、良いに決まっているwwむしろ早く来いw

会う度に抱きしめた。その度に唇を重ねた。年始の寒空の下でもチーといる時間はとても暖かく時間の流れがこの空間だけ早く感じた。

『ずっとこの時間が続けば良いのに』

「そうだね、、出会うタイミングだよね、、、」

『もっと早く出会えていたら、どうなっていたのかな?』

「そりゃもちろん付き合っていただろうし、結婚もしてるだろうね」

『そっか、、、タイミングだね、、、』

「うん。今世は無理だろうから、来世は必ず一緒になろう。。」

『、、、うん。今世が、、、よかったな。。。』

「!!!、、、そうだね。。。もっと早く出会えてたら良かったね」

そんな会話をしながらチーは私の胸で声を殺して啜り泣いている。

そりゃ私も泣きたい。でも今は!!こっちの生活を壊してでもとは考えられなかった。。

チーの家庭内は話だけ聞くと完全に夫婦というような表現は相応しくない、ただの同居人いやそれよりも悪い。崩壊していると言っていい。

 

チーは、、

“パートナーと出会ったのは飲み屋でお互いの趣味が一致し付き合いが始まったようで、

いわゆる音楽繋がりというやつだ。

まぁでもその相手がバツイチ子持ち。子供は相手が引き取り育てているらしく、養育費は相手からいらないと言われたにも関わらずプライドなのか払っているらしい。

そんな相手と付き合い出して3ヶ月で中出しをされ子供を授かり中絶。

なんだかんだ付き合いがダラダラと続き結婚。

結婚したことに満足したパートナーはだらしがないの一言で、家庭を顧みずたかがオンラインのゲーム友達にチュンカ(iTunesCard)をばら撒き羽振りの良さをアピール。

家庭が金銭的に苦しいにも関わらず平気でそんなことをしていたらしい。

挙句色んな支払いを折半していたにも関わらず、期限間近まで支払う素振りすら見せない。

チーが催促すると罵声と共に金を投げてきたり、日によっては無いとあしらわれチーが全額出すこともあったようだ。   クズ男だ。

他にもモラハラ、DV、など証拠として挙げられるものも多数あるくらいだ。

ここまで聞くとよくそんな奴と長い時間一緒にいられたもんだと逆に感心してしまう。

もちろんチーは自分の親、友人には相談したりしたらしいが。

“早く別れなよ”なんてその内容を聞いた誰もが言うセリフだ。

誰に相談しても同じ内容で誰も具体的な解決策は出してこなかった、出せないと言うのもわからなくない。

出したところでもし何かあれば自分の責任にされるかもしれない、離婚とはセンシティブな内容なんだろう。

だが私は思う。親や付き合いの長い仲の良い友達。なんで自分の子供が、親友が本当に困っているのに助けてあげないのかと。モラハラやDVは昨今よく耳にする言葉だ!だからこそ知っている人は多いただ問題は、、、モラハラやDVを軽く考えすぎなのだ。

これは当事者も同じで、なんとなく悪いこと。この程度に考えている人が大半だろう。

良く考えてほしい、このどれもが犯罪レベルであるということを。

道行く知らない人に見下した態度をとりますか?

知らない人も多いですが、舌打ちや人格否定などもモラハラになることもあります。

家庭内で優しかった夫や妻(彼氏や彼女)がある時から突然暴力を振るうようになったらどうしますか?気のせいだと自分に言い聞かせて生活を続けますか?

そんなことを普通ならしないとは思いますが実際に沢山起きています。

もし周りに笑いながらDVされてると話している人がいるようなら要注意です!おそらく本人すらも事の大きさに気づいて無いかもしれないので、皆さんの周りにそんな人がいるようなら話を聞いてあげてほしいです。

少し逸れましたが、、、

今までチーは誰からも手を差し伸べてもらえず、差し伸べられた手を掴まなかったのかもしれないが、、どちらにせよ今までくだらない相手とくだらない生活を送ってきたということになる。

なんて無駄で勿体無い時間なんだろう、、私はそう思うことしか出来なかった。

もし仮に私と一緒になれていたらそんなゴミのような生活は送って無いだろうし。

現に私が結婚した相手からはこんなに長く一緒にいて幸福感が衰えない人間ってこの世にあなたぐらいよと言わしめたほどだ。

こんな浅い一緒に何年も過ごして何にも成っていない夫婦がいたんだなと驚きを隠せなかった。

その時からだろうか、チーをどうにかしてあげたいと考えるようになったのは。

早く別れたいと何度も言うチーは私と会う度に家に帰りたくないと言うようになっていた。

そんなことは私には月1程度でしか出来ない。

それで我慢しているはずだった。。

チーと一緒に過ごす時間を積み上げれば積み上げるほど私の気持ちが抑えられなくなっていった。

「ここからの私の話はあまり書きたくないので端折ることにする。泣いてしまうから。。」